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奥様でいらっしゃいますか?

さっき、朝食を済ませた後に惰眠をむさぼってましたらね、離れの固定電話が鳴ったんです。

この電話、私が一人で暮らしているときから使っていて完全に私ひとりだけの番号なんです。
母屋は母屋で昔から使ってる番号があるので、ひとつの住所に二つの固定電話があることになります。
まぁだからうちに用事のある人は母屋にかけてくるし、私に用事がある人は携帯にかけてくるので、離れの固定電話にかけてくる人は滅多にいません。
一ヶ月に一度すらかかってこないのが実情なんです。

だからこの電話が鳴ると、まずびっくりするわけですよ。
しかも親機と子機が両方鳴りますから、そりゃもう違うメロディが同時に鳴り出すわけです。
うとうとしてた私にしてみれば、心臓に悪いことこの上ないわけです。
「はっ」と目が覚めて、しばらく現状認識できなくて固まっちゃいましたもの。

それから何とか気を取り直して電話に出てみたんですね。
「もしもし。奥様でいらっしゃいますか?」

…。
不愉快でしたねぇ。
だってもうこの時点で私という人間を知ってかけてないってことがわかってるもん。
何らかの勧誘電話な上に、よりによって「奥様」ですよ。
そりゃアタシは「奥様」になってないとおかしい年齢かも知れませんけどね、独身だっちゅーのよ。
さて、どうしようかと黙ってたら

「あの…奥様でいらっしゃいますか?」

こ、こいつ念押ししやがった。
ここで「違います」とか「結婚してません」とかと言うのも面倒だなぁとしばらく考えて「はい」と答えてみました。
そしたらそこから流れるように続くハウスクリーニングについての説明。
あまりにも言葉が流れていて、こちらの話す隙がなかなかできません。
流石、私のことを「奥様」と決め付けて話を進めるだけのことはあるわけです。

「…というわけなんですが、いかがでしょうか。奥様の御宅は全自動洗濯機ですか?」
「間に合ってます」

ようやく口を挟むことができました。

「え、それはどういう…」

「私、そもそもこの電話番号にこのような電話がかかってくること自体が嫌なんです」

「でもハウスクリーニングが1000円なんですよ」

「この電話番号はどこでお知りになったんですか?」

「あ、当社はですね、名簿を買ったりとかそういったものでなくてですね、この局番の0001番から順にかけてるんです。」

うちは0500付近の番号だから、そしたらこの人既に500件近くこの電話をかけてるってこと?
そしてそんなことを誇らしげに語られてもですね、迷惑であることには変わらないわけですし、加えてアナタさっき私のことを「奥様」って言ったでしょう。
そんなのダメダメ。駄目なんです。

「ごめんなさい。私このような電話は不愉快なんです。」

私という人はこんなキツイ言葉をやわらかな口調で言ってしまったりするんです。
そしたら相手はあからさまに予想外な言葉だったようで、うろたえた様子が電話越しに伝わってきます。

「あ、そ、そうですか。それでは失礼します。」
「ほんと、ごめんなさいね」(とってもにこやかに)
かちゃん。

さて、教訓。最近は私のような負け犬も多いはず。
負け犬に対して不用意に奥様って言っちゃいけません。

私だってねぇ、「奥様」って言われなきゃ、もう少しちゃんと話を聞いたんですよ?
でもアナタ「奥様」って言っちゃったもの。その瞬間に「カチッ」ってきちゃったじゃないの。
だからその手法はね、これからちょっと考えたほうがいいと思いますよ?
とはいってもねぇ、だからって「負け犬」と直接呼ばれるほうが腹立ちますけどね。
「お嬢様」って年齢でもないしねぇ。
そこはまぁ頑張ってくださいということで。

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